Cognac
今回は前回記事で書いた通り初めて行ったBarのご紹介
紹介といってもどこにあるとかそういう話ではなくて
どんなお酒を飲んだかですかね
知っている方も多いかとは思いますが
私はウォッカが好きです
勿論ワインもブランデーも好きなのですが初めて行ったところで大体頼むのはウォッカ
この写真の手前6本はウォッカなんですよ
有名どころからレアなものまで。品揃えに満足
そして何より初めて目にするウォッカが一番手前の赤いの
これ、なんと唐辛子が入っているウォッカ
今はあんまり日本に入ってきていないそうですが
辛党としては気になる!
注文して飲みました、 勿論ストレートです
確かに唐辛子の辛味もあり、それでいてスッと入ってくる味と香り
これは美味しい。個人的にこのウォッカすごく好きでした
皆さんも見かけたら飲んでみてくださいね
そしてなによりウイスキーやブランデー好きな私は次の3本を見せられました
年代物のお酒達
今回は左と右のお酒を飲むことにしました
真ん中は次回のお楽しみにとっておきます
1本目
1977年 Calvados
残り僅かな為2ショット分しかなく全部いただきました
これももう中々日本に入ってこないやつですね
カルバドスってりんごのブランデーなんですけど、これはかなりりんごの香りが強く
いい感じでした、その前に瓶にりんごが入っているカルバドスものみましたがこれまた違う風味でまた美味
産地と名前の感じはワインと一緒でノルマンディー地方で造られたものがCalvadosとなるわけですね
そしてお待ちかねの1本
Cognac Tesseron 1929
世界的有名なお酒
1929年以前に作られている。WW2 第二次世界大戦前のお酒
残っている在庫も少ないでしょうし、日本にあとどれくらいあるのかは不明
中々お目にかかれないのでは?
アメリカのワイン評論家ロバート・パーカー 氏は世界で最も影響力があるとされているワイン評論家で
この人が点数をつけたボトルはパーカーポイントと呼ばれ、パーカー氏が何点評価をつけたがわかります
この世界的ワイン評論家が唯一ブランデーで100点満点をつけたのがこのCognac
飲んだらその理由がわかると思います
正確には飲む前からわかります
一緒に行ったブランデーやラム好きの従業員も納得の表情
香り
このお酒の何がすごいかって、香り
口元に運ぶ手前で香る強さが異常なまでに鼻に届く
強いのにすごく芳醇で、深みのある。
今までに味わったことのない程の恍惚
目を閉じれば第二次世界大戦前にタイプトリップするかのような程全身を包み込むような香り
これは初めてにして、一番いい印象
正直ブランデー好きは飲んで欲しい一品
1時間、口元手前でグラスを回しながら香りを楽しむだけでも満足しそうなくらい素晴らしいです
香りでここまですごいのに飲んだらどうなんだって思うかもしれないですけど
深みがあり、濃厚。舌触りもいい感じで舌で転がしているだけでも違いが明らか
それでいて飲みやすい
なんだこれはっ、、、と一瞬言葉が出ないほど美味しかったです
飲み込んだ後の鼻抜けも悪くなく
時間がたてばたつほど飲み込んだあとの余韻の香りが変化し
飽きさせない。ここまで余韻に浸れるお酒も中々ないのではないかと思います
これを飲んだあとにはどのお酒も負けてしまい
ダメでした、これは次から最後の締めのお酒にすることを決定
そんなこのお酒のお値段
ワンショット 1万円です 高いと思うかもしれませんが
この値段でも飲めるということに感動
その金額を出してでもこのお酒を一度飲んでいただきたい
と、今回は熱くなりましたがそれくらい素晴らしいお酒に出会えたということです
是非皆さんも御賞味あれ!
次回はカルバドスのもう一つの年代物をいただきに行く予定
勿論締めはCognacでね
では、また次回の記事でお会いしましょう(✞␣✞)